2018年5月4日金曜日

関西学生代表 vs NZU観戦記

5月3日(木・祝)に西京極陸上競技場で行われた関西学生代表 vs NZU(ニュージーランド学生代表)との試合を全部員で応援して来ました。

この試合では関西学生代表側には大阪体育大学より小谷中・中島選手の両プロップが選出され、総務として長崎メンター、さらにNZU側にはチームリエゾンとして久門チームディレクターが参加致しました。

NZUは4月29日〜5月2日まで大阪体育大学のセミナーハウスに宿泊をして、ラグビー部の施設を中心に学内の施設を利用してNZUの滞在と試合への準備をサポートして参りました。さらに期間中にはNZUヘッドコーチのブレンドン・ティミンズ氏とコーチのサイモン・フォーリー氏をお忙しい中、お招きしてコーチングセッションも行いました。

試合はニュージーランドの先住民族が戦いの前に舞踊するHAKAから始まりました。HAKAと言えばオールブラックスが試合前に披露するKa Mate、Kapa O Pangoやマオリオールブラックスが披露するTimatangaが最も有名ですが、NZUもWananga ToaというオリジナルのHAKAを持っています。

(New Zealand University Rugby Football Inc Facebookページより引用)
今回は試合前日にはそのWananga Toaをラグビーと強い縁がある京都・下鴨神社にて奉納し、日本の文化とマオリ文化が融合する瞬間を目撃することが出来ました。

試合前半は試合開始直後からNZUが試合を掌握し、前半7分のトライを皮切りに6トライの猛攻で圧倒。関西学生代表は16分に意地のトライを見せますが、前半を終わって40−7とかなり点差を付けられてしまいました。

試合後のアフターマッチファンクションでNZUヘッドコーチのブレンドン・ティミンズ氏が「ハーフタイムに関西学生代表のコーチの方々がどのような発言をチームにされたか是非知りたい」と言わしめるほどの巻き返しを後半は関西学生代表が見せました。7番ファウルア・マキシ選手(天理大学)の後半15分のトライを皮切りに4トライの巻き返しを見せました。後半だけのスコアだと7−26と関西学生代表が勝っていますが、前半のスコアが開きすぎた事もあり、最終的には47−33となりました。

大阪体育大学から選出された2名の選手は後半開始から17番中島選手が登場し、後半18分からは小谷中選手も登場して後半39分のスクラムではペナルティトライ(スクラムトライ)を演出してスタンドを沸かせました。フィジカル面で試合を有利に展開するNZUをスクラムから崩して後半のチームの巻き返しに一役を買う事が出来ていたと思います。

この日はスタンドには部員全員とスタッフが応援に駆けつけ2人に大きな掛け声も含めて声援を送っていました。今シーズンも是非スクラムを猛プッシュして大体大ヘラクレス軍団をリードしてもらいたいと思います!

プレーをした2名の選手を含め、皆さんお疲れ様でした!

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