2018年10月23日火曜日

クルセーダーズからの使者

「Crusaders "クルセーダーズ"」とラグビーファンの方が聞けば、ほとんどの方が分かるだろう。ニュージーランド・クライストチャーチを拠点とするスーパーラグビーチームで優勝9回、準優勝4回を誇る世界一と言っても過言ではないプロラグビーチームだ。

オールブラックスの選手も数多く排出し、オールブラックスファクトリーと呼ぶにふさわしいチームだ。オールブラックス現キャプテンのキーラン・リードや前キャプテンのリッチー・マコウもクルセーダーズの選手だ。そして今年から神戸製鋼に加入したダン・カーターもクルセーダーズの選手だった。

そんなクルセーダーズと大阪体育大学ラグビー部が繋がる事はないと思われるだろうが、坂田エクゼクティブアドバイザー(前監督)は元々、現役時代にクライストチャーチにあるカンタベリー大学に留学され、そこからクルセーダーズが出来る遥か前に母体とも言えるカンタベリー州代表としてプレーをされていた事があり、実はご縁があります。

関西ラグビーフットボール協会会長となられた現在は関西学生代表チームをクライストチャーチに遠征させて交流試合を実施するなど、現在も交流が続いています。

今回はそんな背景もあり、そして久門チームディレクターの前職であるHonda HEATで共に仕事を一緒にした事がある現クルセーダーズのヘッドS&Cコーチのサイモン・トーマス氏に大阪体育大学ラグビー部に2日間だけスポットコーチに来て頂きました。

主に今回はチームのコーチ陣に対してのコーチングがメインとなり、クルセーダーズで行われている事や知識などの共有をさせて頂きました。もちろん本質的にプロの世界と大学生の世界では違いがあるかもしれませんが、チームをより良くしようとする姿勢や本質は同じなので貪欲にコーチ陣も積極的に質問をサイモン・トーマス氏に投げかけていました。

(サイモン・トーマス氏と宮村コーチ、そして津村S&Cコーチ)

関西学院大学戦のジャージ授与式にも参加して頂き、そして翌日の関西学院大学との試合もキンチョウスタジアムで共に観戦をし、試合当日のチームの流れ等に関してもアドバイスを頂きました。

来日中のお忙しいところ、お時間を頂きありがとうございました!
ヘラクレスも明日からクルセーダーズ!と言うわけにはすぐにはいきませんが、着実に成長を遂げてクルセーダーズのような強いチームに進化を遂げていきたいと思います。

次節、ムロオ関西大学ラグビーAリーグ 第3節は京都産業大学と10月28日(日)12時より東大阪市・花園ラグビー場(メイン)にて対戦致します。

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