2018年11月28日水曜日

【試合レポート・コメント】11月25日(日)ムロオ関西大学ラグビーAリーグ 最終節 近畿大学戦

Aリーグから転落した2014年シーズンから続く4年連続入替戦からの脱却を賭けて戦ったムロオ関西大学ラグビーAリーグ最終節・近畿大学戦だったが、結果から単刀直入にいうと”完敗”と認めざるを得ないだろう。

試合開始直後から僅か2分で先制トライを決められ、そしてその2分後にもう1トライ。僅か5分でスコアボードには0−12と今の大体大には大きな大きな失点でのスタートとなった。

そこから大体大らしい持ち味のフィジカルが徐々にスイッチが入り始めるが、近大もブレイクダウンの攻防で粘り強くプレッシャーを掛け大体大がしたいプレーがなかなか継続出来ないような状況が続いた。

と同時に単純なミスも多く、キャリーしたボールを簡単に相手にリップされて奪われてしまったり、ブレイクダウンでターンオーバーされてしまって攻撃の機会を失ってしまうなど、チャンスを生かせないもったいないプレーも試合を通じて多かった。

前半19分に大体大が得意としているFWが走り込むダイナミックなプレーからゲインをし、最後はCTB高永がトライを決めて7−12とした。

しかし、残念ながらこの日、大体大が獲ったトライはこの1本のみだった。

ハーフタイム直前に相手陣内で戦ってトライを狙いに行ったものの、絵に書いたかようなインターセプトでボールを奪われ90mの独走トライで7−31とされ、決定打となった。

後半は試合終了直前まではスコアレスとなった。前半に31点も奪われた相手の攻撃力に対して試合終了直前までは失点を許さなかった事がせめてもの意地だっただろう。

だが、試合の大勢も決した後半43分に力尽き、トライを奪われてノーサイド。7−36で完敗だった。

素直に近畿大学が我々より総合的に強かった。勝利した相手を称えるべきだろう。それはやはり試合前の準備段階からこのような入替戦を賭けて戦うようなビッグゲームに対しての経験の不足は否めなかった。

これから長い先の強化を見据えて捉えれば、この試合も、そしてここまでの1勝と5敗分も今の大体大にとっては財産であり、土台として未来を築いていくことになるだろう。

まずはAリーグ生き残りを賭けて、12月9日(日)にBリーグ2位の龍谷大学と宝ヶ池球技場で対戦する事になった。

思い出して欲しい。去年のあの瞬間を。龍谷大学はあの時の我々のように昇格を果たすために必死になって我々に襲いかかってくるだろう。


同時に我々にとってもこの入替戦は今後の挑戦を続けるにあたって非常に大事な戦いとなるだろう。この試合に勝ってこそ、本当にAリーグで戦うべきチームがどちらなのかを証明し、そして今年の努力が無駄では無かった事を証明してくれるだろう。我々は挑戦者として龍谷大学として戦うことになる。

次戦、入替戦はBリーグ2位となった龍谷大学と12月9日(日)14時より京都・宝ヶ池球技場にて対戦致します。是非、会場までお越し頂き、熱い声援をお願い致します!

 高 未來キャプテンのコメント
「沢山の応援ありがとうございました。前半始めに近畿大学さんの勢いに飲まれてしまい失点を重ねてしまい後半は互角の勝負でしたが得点を奪う事が出来ずに試合は負けてしまい悔しい入れ替え戦という結果になりました。しかし切り替えてチーム一丸でAリーグ残留する強い気持ちをもって残りの日数精一杯努力したいと思います。残り1試合応援の方よろしくお願いします。」

中谷監督のコメント
関西大学Aリーグ最終節対近畿大学戦、応援いただき有難うございました。結果的には1勝6敗、7位となりました。今回2勝目を目指し入替戦を回避することが目標だったのですが、近畿大学の凄みに押され体大らしさが出せなかったのが非常に残念な内容です。切替えて入替戦への準備を図り龍谷大学との試合に臨みたいと思います。是非宝ヶ池競技場での応援宜しくお願い致します。

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画像参照元:関西ラグビーフットボールユニオン、MIYU様

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