しばらくブログの更新が滞っており、申し訳ありませんでした。
前回のパート2に引き続き、3月16日に行われたシックスネーションズ最終戦、ウェールズ対アイルランドの模様となります。
この試合、ウェールズが勝利すれば、10年ぶりのウェールズの優勝とグランドスラム(全勝優勝)が決まるかもしれない重要な試合を運良く観戦する事が出来ました。
衝撃は試合開始前の興奮が冷めない大歓声の中で試合が開始され、そこから僅か1分30秒。ペナルティで前進したウェールズが仕掛けたアタックから10番のギャレス・アンスコム(カーディフブルーズ)がライン後ろに蹴り込んだチップキックがウェールズの選手の手の中に。そのままダイビングトライが決まって僅か2分の時点で7-0とスコアボードが動いた。もちろん地元ウェールズファンの大声援と地響きがもうそれはすごかった。このトライで試合の勝敗が決したと言ってもおかしくないほど。
この日のアイルランドは圧倒的なアウェイな状況にヤラれたのか、それとも逆転優勝を狙うが故の緊張だったのかミスを連発し続け、いつもの強さではなかったように感じた。逆に言うとアウェイの雰囲気がここまで相手チームのパフォーマンスまでを変えてしまう影響力と可能性を持っていることを学んだ。
そこからはウェールズが地元ファンの期待に答えるように得点を重ね続けた。ウェールズのスタンドオフ、ギャレスアンスコムのキックも冴え、アイルランドが規律をコントロール出来ずペナルティを取られ苦しむところ、罰を与え続けるように3点が決まっていった。
表彰式の雰囲気と言ったら、もうそれはまた凄かった。ほとんどの人がその場にとどまり、チームと喜びを分かち合っていた。選手らも表彰式後にグランドを一周してファンの祝福に応えていた。
試合後もカーディフブルーズのヘッドコーチのジョンさんの誘いで、試合会場のすぐ隣にあるカーディフブルーズのクラブハウスに招待して頂き、色々な方と話す機会を頂いた。もちろん皆、すでに優勝した興奮とお酒の勢いで相当ハッピーな雰囲気になっていたが(笑)。
それらを通じてまさに本当のラグビーカルチャーを学んだと感じた。ニュージーランドの人々がオールブラックスを愛するように、ウェールズの人々のラグビーに対する熱量もそれに負けないものだった。日本は正直、まだまだラグビー人気も一過性のもので確固たるラグビー人気を築くには相当な時間を掛けて文化と価値を築いていかなければならないだろう。
だから、これを書いている私もそうだが、全国で既にラグビーに関わっている方にも是非、小さな事でも良いからラグビーの良い面を周りのまだラグビーを知らない人々に伝えていって欲しいと思う。私も大阪体育大学ラグビー部のチームディレクターをやらせてもらっている以上はその活動を通じて一人でも多くの方にラグビーというものを好きになって頂けるように努力を続けたい。
(上記は試合前のジョー・スミットとウォーレン・ガットランド)
改めて自分自身のラグビーに対する価値観にも影響を与えてくれる1日となりました。
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