2020年3月1日日曜日

ラグビー部のお仕事 女子マネージャー編

現在、大阪体育大学ラグビー部では2名の女子マネージャーと1名の男子マネージャー(分析・学生レフリー担当)が活躍をしてくれています。そして、マネージャー以外にも本学のカリキュラムの特徴を生かした学生トレーナーも実習の一部として活躍してくれています。

今回は普段、SNSやブログの記事を作成して部の様子を伝えてくれている植マネージャー(2回生)に奥開主務が逆インタビューを仕掛けます。上級生としてマネージャーの仕事が板についてきた植マネージャーに話を聞きました。また後任のマネージャーを期待していると言っているので、体育会ラグビー部でマネージャーをしてみたいと思っている人も必見です。

マネージャーを志したきっかけは何ですか?
体育会のマネージャーをしたくて、大阪体育大学に入学したのがきっかけでした。
私がラグビーと出会ったのは、授業で一緒だったラグビー部の先輩に『マネージャーしてみぃひん?』と声をかけてもらいラグビー場に見学に行ったのがラグビーとの出会いでした。また、姉が体育会でマネージャーをしていたのもあってマネージャーという仕事に興味がありました。


(試合時の様子 左:新田マネージャー 右:植マネージャー)

初めてラグビーを間近で見たときはどう思いましたか?
でかくて怖い人たちだなと思いました。(笑)
あまりルールも知らなかったので、どういうスポーツなんだろうと興味を持ちました。
その中で、ぶつかって倒れてまた起き上がってプレーするのを見て、月並みな言葉ですが凄いなと思ったのが正直な感想です。

(植マネージャーと共に活躍する新田マネージャー)
入部の決め手となった点はどこですか?
他の部活の雰囲気が、活気があって選手たちが楽しそうにラグビーするところを見てラグビー部のマネージャーになろうと志願しました。

ラグビー部でのやりがいは何ですか?
1番は選手が試合に勝ってくれて喜んでいる姿を見るとやりがいを感じます。ラグビー部に今まで女子マネージャーが居なかった分、選手の分担となっていた仕事を私がやるようになってありがとうと感謝の言葉をかけてもらえると素直に嬉しいです。

ラグビー部に入って大変だったことはありますか?
1年目の時は右も左も分からないまま、何をすべきなのかさえわからなかったので言われたことをこなすのに必死でした。

他には業務の一つにスコアブックを書く仕事があるので、ラグビーのポジションや用語などを覚えるのに苦労しました。今では大体わかるようになったので、ラグビーW杯もルールを理解しながら楽しめました。

今後の抱負を教えてください。
SNSを担当しているので、もっと大阪体育大学ラグビー部のことを知って頂いて応援してもらえるようにラグビー部の良さやラグビー部がAリーグで活躍している姿を伝えていき、より一層のサポートをしていきたいです。あとはマネージャー志望の人が来てくれると嬉しいですね。マネージャーの勧誘を積極的に行って、一緒に仕事が出来る後輩が出来るのを楽しみにしています。

(公式戦ではインタビューワーも務めた)
新入生・在学生の皆様へ
大阪体育大学ラグビー部では一緒にAリーグへの復帰、そして大学選手権を目指す仲間(学生スタッフ・選手)を募集しております。練習やお仕事の見学等を希望される方は練習スケジュール等をお知らせ致しますのでdaitaidai.manager@gmail.comへ気軽にご連絡下さい。春休み期間中は日中に練習を行っております。通常は16:30よりラグビー部人工芝グラウンドにて練習を行っておりますので気軽にお立ち寄り下さい。

ラグビーの世界でしか感じることが出来ない感動や興奮がそこにはあります!

ヘラクレスの様子は大阪体育大学オフィシャルサイト、ブログやツイッター、インスタグラム等で情報を発信していきますので、是非チェックをお願いします!

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2019年12月2日月曜日

ラグビー部のお仕事 主務編

今年度、選手を引退し、学生スタッフの核である主務として活躍してくれている奥開一歩主務に話を聞いてみたいと思います!

今までチームとしては表に出ることがあまりなく、裏方として活躍している学生スタッフに今回スポットを当ててインタビューを敢行します。ヘラクレスインタビュー企画の第1弾です!

これから選手やスタッフのインタビュー企画を第2弾、第3弾と定期的に掲載していきますので、引き続きご覧ください。それでは第1弾スタートです。

私自身、主務という仕事はあまり馴染みのないことだったので、ご存知でない方も多いと思うので是非、この機会に知って頂ければと思います。

―普段どのような仕事をしているか教えていただけますか?
練習試合や公式戦などの渉外担当をしています。所属するリーグでの会議、主務会議などに出席して、リーグで実施する企画を作ったり事務などの手続きをして申請をしたり、各協会や各チームとの橋渡しをしています。

チーム内の業務としては試合会場への交通手段の手配や学内でのミーティングルームやリカバリー用のプール等の施設使用の申請、ラグビー部がお世話になっている企業とのミーティング、現場スタッフとのミーティングなどです。

ミーティング、書類申請や各種調整等で常にチームがスムーズに活動する為に完了しなければいけないタスクを期日管理も含めてマネージメントしながら仕事をしています。

ちなみに試合中は選手交代の指示を監督・コーチ陣から受け、公式戦であれば選手交代の申請を第4レフリーの方に提出する役割も担っています。

もちろん、練習中に必要であれば水分補給の為の水の準備やボトルラックを選手の円陣へ持っていったりする事もあります。コーチ達が円滑に練習が出来るように練習器具の準備や撤収もその都度、柔軟に対応しています。これは全ての学生スタッフが基本的に皆、こなしてくれている業務の一つです。

―仕事に対する思い、やりがい
自分がプランを立てたものが実際に実行して上手くスムーズに遂行出来たり、選手や他のスタッフに「ありがとう」と声を掛けてもらえたらとても嬉しい気持ちと同時にやりがいを感じます。このような仕事を任せてもらうようになってから主務という仕事をさらに好きになったので、毎日のタスクは多いですがその分、やりがいを感じます。

―大阪体育大学ラグビー部に入って良かったこと
選手時代も主務の時も同期には助けてもらっているので、今共にチームのメンバーとして戦っている同期と出会えたことが1番良かったことです。あとは、入学した時はBリーグだったんですけど、Aリーグに昇格でき、厳しい戦いが続く中で、部員やスタッフ達と勝利の瞬間を分かち合えたことは良かったことだと思います。

―今後のラグビー部へ対して一言
今年になって学生スタッフが増え、以前よりチームのサポート体制が改善されつつあると感じているので、その環境をさらに良くし続けて欲しいと思います。私が専任のスタッフになってから出来たこと、出来なかったことがあるので来シーズンには引き継いで私だけでは出来なかったことをやって欲しいと思います。

そのためには、継続的に専任のスタッフが必要になると思うので後輩には学生スタッフの勧誘をさらに頑張って貰いたいと思います。

ラグビー部には一見怖そうに見えても、実際には心優しく、可愛げのある部員達がたくさんいるので、男性女性問わず(現在女子マネージャーが2名所属)、新規学生スタッフに加入していただいて部員たちを支えて欲しいなと思います。

尚、奥開主務は卒業後も社会人ラグビーチーム等での活動を希望しているので、上のレベルでの活躍も期待しています!


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2019年8月14日水曜日

2019関東遠征レポート④

関東遠征レポート④
8/9 遠征4日目

関東遠征最終日、4日目の朝となりました。
この日の朝も朝食、そして散歩・ストレッチからスタート。
朝食はバイキングスタイルだったので、朝からガッツリ食べる人もいたり、少なく調整したりと各自が好きなように食べていました。


こちらは弊部の管理栄養士であり、サポートをして頂いている大阪体育大学スポーツ局の井上春奈さんより選手が自主的にバランスの良い食事が摂れるようにとガイドラインをいただき選手が参考にしながら朝食を摂っていました。⬇︎


朝食後、荷物をまとめお世話になったホテルを出発し、試合会場であるセコムラグビーフィールドに向かいます。ホテルの皆様、ミーティングルームの設営や氷の支給など手厚いサポートをして頂きありがとうございました。

セコムラグビーフィールドに到着。
トップイーストDiv1のセコムラガッツさんと練習試合です。


試合は終始、セコムさんのスキルフルなランニングラグビーに苦戦を強いられ、7-80(HT7-40)の大差で敗れる結果となってしまいました。

試合後には課題であるスクラムセッションをして頂き、この遠征中に行ってきた夜のスクラムセッションを通じてさらに改善点が見えてきたスクラムに磨きをかけるべく、気合のこもったスクラムセッションを行うことが出来ました。




また2日目と4日目の試合には、弊部OBで日野レッドドルフィンズでチームレフリーを務めてらっしゃる下村大樹(弊部レフリングアドバイザー)さんにお越しいただき、普段なかなかククことのできないトップレフリーへの質問を投げかけている選手が見かけられました。

また、同じく日野レッドドルフィンズから弊部OBの真田祐継さんにもお越し頂き、選手へ差し入れをいただきました。
下村さん、真田さんありがとうございました。



真田さんからの差し入れのお菓子に大喜びの部員です。笑

これにて夏季関東遠征の行程は全て終了です。
埼玉県狭山市から熊取まで6時間・550kmの道のりを帰ります。

この遠征を行うにあたり沢山の方々のご協力を得て、円滑に進めることができました。
誠にありがとうございました。

最後にこの合宿を通じて長い距離を運転して頂いた岸和田観光バスの運転手さん、宿泊させて頂いたホテルの皆様、慶應義塾大学の皆様、御勅使南公園の皆様、セコムラガッツの皆様、JTBスポーツの皆様、そしてご支援頂いたOB・保護者の皆様、ありがとうございました。

これから3週間関西大学Aリーグに向けて、精一杯努力してまいりますので、応援のほどよろしくお願いいたします。

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2019年8月12日月曜日

2019関東遠征レポート③

関東遠征レポート③
8/8 遠征3日目

三日目の朝もチームで散歩とストレッチでスタート。
この日の埼玉県も全国と同じく朝から暑く、ストレッチと散歩でも汗ばむほどでした。



その後、リカバリーセッションも兼ねて、近くのスーパー銭湯を利用させて頂きました。
銭湯施設内での写真は撮影できませんでしたので、終了後バスでのリラックスした一コマです。



ホテルに戻ってから昼食をレストランで頂きました。



昼食を終え、2時間の自由時間を設けて、各自が好きなように時間を過ごし明日のセコムラガッツさんとの試合に備えます。近くのレストランでコーヒーミーティングをする選手などもおりました。

夕方、明日の試合でお世話になるセコムラガッツさんのグラウンドをお借りしてキャプテンズランを行いました。






その後、ホテルに戻り全員で夕食を頂きました。

夕食後には選手でミーティングを行い、明日の試合に向けどういった戦い方をしていくか、フォーカスしているポイントをどのようにクリアしていくかを話し合いました。その後、これも恒例となっている駐車場でのラインアウト確認と、スクラムのフォーカスポイントの確認を行い準備しました。

これにてDay3終了です。

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2019年8月9日金曜日

2019関東遠征レポート②

8/7 遠征2日目

主務の奥開です。
ヘラクレス関東遠征2日目は6:30の朝食からスタート。
そして8時より選手・スタッフは散歩とストレッチを行い、体と頭を起こしました。
河原の遊歩道をチームみんなで散歩。既に気温も高く少し、汗ばむくらいでした。

近くに公園がなかったので、宿泊しているホテルにお願いをして駐車場でストレッチをさせてもらいました。
ここでも方法を工夫して、この後の慶應義塾大学との合同練習に備えます。




お世話になったホテルを出発し、御勅使南公園ラグビー場に向かいます。
ホテルの皆様、細やかなお気遣いありがとうございました。

御勅使南公園ラグビー場に到着。
本日は関東大学ラグビー対抗戦で戦う、慶應義塾大学さんと合同練習です。

普段、関西の中で試合や合同練習をしている我々にとって、関東のチームと練習ができるのはとても貴重な機会です。
「この機会を自分達にとって良いものにし、思い切ってやろう」と中谷監督から言葉がありました。

最初はFWとBKに分かれてのユニットセッション。

FWはモールとスクラム。
自分たちが積み上げてきたパフォーマンスを発揮するべく、熱量を持って取り組みました。
この後、試合形式でのセッションがあるにも関わらず、オールアウトしているFWも数名。
全てを出し切るという気概が見えて、メンバーが誇らしかったです。





BKはサイン合わせの後、アタックディフエンスを行いました。
素早い移動とセット、質の高い練習を行うことができました。




その後、全体でフルコンタクトでの試合形式のセッション移行し、お互いが激しくぶつかり合いました。

合同練習を組んでくださった慶應義塾大学さん、誠にありがとうございました。
また御勅使南公園の管理者さま、暑い中会場の設営などありがとうございました。

合同練習を終えた後、次の目的地の埼玉県飯能市へと向かいます。
甲府市から埼玉県飯能市までは、約2時間の道のりでした。

セコムラガッツさんのグランドに近い埼玉県飯能市のホテルに滞在させて頂きました。
夕食は円卓を囲んでの、中華スタイルでの夕食でした。
その後、選手ミーティングで本日の合同練習のレビューを行い、反省や改善出来る点を選手でディスカッションし、8月9日に行われるセコムラガッツ戦に向けて準備していくことを話し合いました。






またミーティング後には、駐車場でFWのサイン確認とフロントローによるスクラムの細かい部分の練習を行いました。




これにて2日目が終了となりました。

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2019年8月7日水曜日

2019関東遠征レポート①


8/6 遠征初日
8/6からの4日間、選抜メンバーで関東遠征に入りました。
この遠征の間、レポートを書かせていただく主務の奥開です。

拙い文章ですが、応援していただける皆様に見て頂けると幸いです。

出発は大阪体育大学と熊取駅の二箇所で乗り合わせ。
途中何箇所か休憩を挟みながら、バスで約5時間、450kmの道のりを進みます。

昨年の菅平合宿と同じぐらいの移動距離。
渋滞もあってか、選手は少し疲れた様子で爆睡している選手も見られました。

遠征最初の滞在地は山梨県甲府市。
甲府盆地ということもあり、大阪と変わらず日射しが強く、暑い気候でした。

メンバーは到着後、ストレッチを行い、長旅のリカバリーを行いました。

夕食はハンバーグカレーとサラダ、煮物を頂きました。
写真はすでに食べて初めてしまっていた選手のものです。笑




夕食後、スタッフを含めた全員でチームミーティングを行い、中谷監督からこの遠征での目標や、チームとして体現していかなければならないことをお話しいただきました。

また、この遠征を行うにあたり沢山の方々のご尽力があって成り立っていることをキャプテンから全メンバーへと伝え、感謝の気持ちを忘れずにプレーしようと気持ちを入れました。



その後、ホテルの駐車場でFWはラインアウト確認と、スクラムのフォーカスポイントの確認。
場所がなくても、いくらでもやりようはある!

Day1終了。これから関東遠征の様子を投稿して行きますので、ぜひご覧ください。


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2019年8月3日土曜日

久門チームディレクターのイギリスラグビー研修PART3

しばらくブログの更新が滞っており、申し訳ありませんでした。

3月12日から3月26日までのおよそ2週間でイギリスのチームを訪問して参りました。
前回のパート2に引き続き、3月16日に行われたシックスネーションズ最終戦、ウェールズ対アイルランドの模様となります。

この試合、ウェールズが勝利すれば、10年ぶりのウェールズの優勝とグランドスラム(全勝優勝)が決まるかもしれない重要な試合を運良く観戦する事が出来ました。

衝撃は試合開始前の興奮が冷めない大歓声の中で試合が開始され、そこから僅か1分30秒。ペナルティで前進したウェールズが仕掛けたアタックから10番のギャレス・アンスコム(カーディフブルーズ)がライン後ろに蹴り込んだチップキックがウェールズの選手の手の中に。そのままダイビングトライが決まって僅か2分の時点で7-0とスコアボードが動いた。もちろん地元ウェールズファンの大声援と地響きがもうそれはすごかった。このトライで試合の勝敗が決したと言ってもおかしくないほど。

この日のアイルランドは圧倒的なアウェイな状況にヤラれたのか、それとも逆転優勝を狙うが故の緊張だったのかミスを連発し続け、いつもの強さではなかったように感じた。逆に言うとアウェイの雰囲気がここまで相手チームのパフォーマンスまでを変えてしまう影響力と可能性を持っていることを学んだ。

そこからはウェールズが地元ファンの期待に答えるように得点を重ね続けた。ウェールズのスタンドオフ、ギャレスアンスコムのキックも冴え、アイルランドが規律をコントロール出来ずペナルティを取られ苦しむところ、罰を与え続けるように3点が決まっていった。
最後の最後にアイルランドも意地を見せてトライを決めたが、時すでに遅し。ウェールズが地元ファンの期待に応える形で10年ぶりのグランドスラムとシックスネーションズ優勝を決めた。

表彰式の雰囲気と言ったら、もうそれはまた凄かった。ほとんどの人がその場にとどまり、チームと喜びを分かち合っていた。選手らも表彰式後にグランドを一周してファンの祝福に応えていた。

試合後もカーディフブルーズのヘッドコーチのジョンさんの誘いで、試合会場のすぐ隣にあるカーディフブルーズのクラブハウスに招待して頂き、色々な方と話す機会を頂いた。もちろん皆、すでに優勝した興奮とお酒の勢いで相当ハッピーな雰囲気になっていたが(笑)。

それらを通じてまさに本当のラグビーカルチャーを学んだと感じた。ニュージーランドの人々がオールブラックスを愛するように、ウェールズの人々のラグビーに対する熱量もそれに負けないものだった。日本は正直、まだまだラグビー人気も一過性のもので確固たるラグビー人気を築くには相当な時間を掛けて文化と価値を築いていかなければならないだろう。

だから、これを書いている私もそうだが、全国で既にラグビーに関わっている方にも是非、小さな事でも良いからラグビーの良い面を周りのまだラグビーを知らない人々に伝えていって欲しいと思う。私も大阪体育大学ラグビー部のチームディレクターをやらせてもらっている以上はその活動を通じて一人でも多くの方にラグビーというものを好きになって頂けるように努力を続けたい。

(上記は試合前のジョー・スミットとウォーレン・ガットランド)
改めて自分自身のラグビーに対する価値観にも影響を与えてくれる1日となりました。

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